補助犬のはなし (1)

補助犬とは、盲導犬、聴導犬、介助犬の3種を総称し、それぞれの障害者のサポートを行う犬たちのことです。

障害者の生活だけでなく、彼らの精神的な支えにもなる重要なパートナーです。

 

まだまだ日本での認知度は低いのが現状ですが、補助犬は誰にとっても重要な話なのです。

 

ここで知っていただきたい話は2つ。

補助犬を拒否することは法律違反である

身体障害者補助犬法という法律のもと、この3種の補助犬とユーザーの同伴を拒んではいけない。

これは補助犬だけでなく、障害者であるユーザーの自立や社会参加を否定していることにもなり、障害者福祉、人権の観点からも非常に重要なことです。

 

誰もが障害者となる可能性がある

障害は決して特別なことではありません。年老いたら足が不自由になったり、目が見えなくなったり、さまざまな障害を持つ人がほとんどです。

国民の約7.6%は何らかの障害を持つ(内閣府データ)とも言われており、これは決して人ごとではありません。

 

 

日本では、補助犬=(身体)障害という形でしか見られていませんが、海外では、さまざまな形で人に寄り添う犬たちが活躍しています。

→ 次回へつづく