コロナ禍真っ最中に始まった「ごはんと学び」ですが、早くも12月で第6回目となります。
サポートしていただいているボランティア、支援者の皆さま、誠にありがとうございます!
また、たくさんのご寄付に心より感謝申し上げます!
私たちTKSが目指す地域の居場所とは、誰もが受け入れられ、安心してマイペースが守られる温かい場所です。
また、人との関わりや、知的好奇心を生み出す楽しい学びを知ってもらう場所でもあります。
「ごはんと学び」はただの子ども食堂ではなく、このような地域の居場所として定着を目指しているところです。
ここで、ご支援をいただいている皆さまや、ご参加を検討されている方のために、これまでの活動報告をさせていただきたいと思います。
ごはん
「ごはんと学び」ではまず、美味しいごはんが重要!
これまで調理ボランティアさんたちのおかげで、毎回とても美味しいごはんをご提供することができています。
7月はアレンジそうめん、8月はバターチキンカレー、9月はオムライス、10月はミートソースパスタ、そして11月はチキンピカタでした。別腹のデザートには、クッキーやバナナケーキ、スイートポテト、パンプキンケーキなど。
美味しいごはんは、ポジティブな気持ちや行動につながりやすいです。
実際に、自然なコミュニケーションや、お片付けなどの積極的な行動力も生まれやすいと感じています。
シャイだった子がきちんと挨拶できるようになったり、他の子にお茶を渡してあげるようになった子もいました。こうしたことは、人との関わりが苦手だったり、特性を持つ子には特に、確実に生活スキルアップにつながっていくと思います。
もちろん、大勢は苦手な子のための配慮も考えています。
学び
学びは、美味しいごはんの延長線上でもあります。
ごはんを楽しみに勉強したり、美味しいものを食べた後で和やかになった雰囲気の中、みんなで学びに取り組むシーンも。
マイペースを尊重しているので、一人で勉強してもOK。講師の空き状況にもよりますが、学習の個人指導もしています。得意はとことん伸ばし、苦手はできるだけ噛み砕いて説明しています。とにかくできたら褒めることを意識して指導しています。
また、集団でいると他の子との衝突を心配してしまいますよね。でも人との距離感を学ぶのも重要です。
嫌なヤツ、合わないヤツはどこにでもいます。たとえ衝突があっても、これは大事な経験として、あまりネガティブに受け取める必要はないです。
その代わり、きちんと謝ったり、冷静に対処できたら、きちんと褒めています。褒めることで、成功体験として自己肯定感を上げるきっかけになると思います。
また、ママやパパたちが一息ついたり、ご相談の場も設けています。
ご相談は事前にお知らせくださいね。
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私たちTKSは、地域の居場所づくりとして、子どもの多様性の理解と支援を広めるべく、これからも活動を続けて邁進していきたいと思っています。
これからも「ごはんと学び」をどうぞ宜しくお願いいたします!
Tokyo Kids Supporter 代表 Mia